アフガンでタリバンが停戦拒否か バス襲撃など攻勢を継続

【ニューデリー=森浩】アフガニスタン政府がイスラム原理主義勢力タリバンに対し3カ月の戦闘停止を発表したのに対し、タリバン側は20日、バスを襲撃するなどして攻勢を継続しました。

停戦を拒否したとの見方が広がり、2015年以降途絶えている和平交渉再開の難しさが改めて浮き彫りとなりました。

アフガン政府は19日、イスラム教の犠牲祭前日の20日から戦闘を3カ月停止すると発表し、ガニ大統領は声明でタリバン指導部にも停戦を要求しました。ポンペオ米国務長官は、戦闘停止について「国民の要求に応えるものだ」として歓迎する意向を示しました。

タリバンは公式に反応を示していませんが、同日には北部クンドゥズ州でバスを襲撃し、一時170人以上の民間人を拘束しました。ロイター通信は、一部幹部の話として、停戦の呼びかけを拒否したと伝えました。一方で、タリバンは犠牲祭に合わせて政府側の捕虜を釈放する方針を表明しており、硬軟合わせた動きを見せています。

政府とタリバンの間では6月に3日間の停戦が成立しましたが、終了後にタリバンは攻勢を開始し、8月に入って政府軍兵士や市民ら300人以上が死亡しました。

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