イエメン「戦況こう着状態」で長期化の見通し

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(写真:AFP/TTXVN)


( NHK) イエメンでは、首都サヌアを掌握した反体制派のイスラム教シーア派の武装勢力に対し、サウジアラビアなどスンニ派のアラブ諸国が先月、空爆を始め、26日で1か月となりました。南部のアデンでは、25日も市街地で政権側と反体制派の戦闘が続き、アラブ諸国による新たな空爆も行われました。

こうしたなか、アラブ諸国側の報道官を務めるサウジアラビア軍のアシリ准将は25日、首都リヤドでNHKの単独インタビューに応じました。この中で、アシリ准将はこれまでに2500回を超える空爆を行ったことを明らかにしたうえで、今月21日に作戦の内容を切り替えると発表したあとは、1日平均100回余りだった空爆を今は40回程度に減らし、大規模な空爆は行っていないと強調しました。

そして、「反体制派側は守勢に転じ政権側が有利になってきたが、残念ながら戦況はこう着状態にあり、今はどの勢力も決定的な成果を出せずにいる」と述べ、作戦が当面は続き、戦闘の長期化が避けられないという見通しを示しました。

国連によりますと、イエメンでは、今月20日までのおよそ1か月で戦闘や空爆に巻き込まれて1080人が死亡していて、今後、戦闘の長期化で犠牲者がさらに増えることが懸念されます。

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