イスラエル、米大使館移転控え緊張

(VOVWORLD) (AFP)-イスラエルは13日、1967年の第3次中東戦争で東エルサレムを制圧したことを記念する「エルサレムの日」を迎えました。イスラエル建国70周年に合わせて、アメリカが14日、在イスラエル米大使館をエルサレムに移転するため、緊張が高まっています。

「エルサレムの日」を祝うため、13日は旧市街のダマスカス門からユダヤ教の聖地「嘆きの壁」までを歩くパレードを実施。厳重な警戒態勢が敷かれました。

イスラエルは48年の第1次中東戦争で西エルサレムを獲得、67年の第3次中東戦争で旧市街を含む東エルサレムを占領しました。80年にはエルサレム基本法により「統一エルサレム」の首都宣言を行いましたが、国連が無効決議を採択。そのため、各国は大使館をエルサレムではなく商都テルアビブに置いてきました。

しかし、アメリカのトランプ大統領は昨年12月、エルサレムを「イスラエルの首都だ」と宣言しました。歴代アメリカ大統領が延期を繰り返してきた大使館のエルサレム移転を決定しました。

トランプ氏は「エルサレムでのイスラエルの主権が及ぶ境界など最終地位に関してはいかなる立場も取らない」と強調しています。しかし、東エルサレムを首都とする国家樹立を目指しているパレスチナの反発は強いということです。14日を「怒りの日」と定め、パレスチナ全土で抗議デモを予定しています。


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