イタリア沖で移民ら800人超を救助、シリア人多数

【AFP】イタリアのシチリア沖で12日、移民ら少なくとも800人が救助されました。このうち150人ほどがシリア人だといいます。イタリア沿岸警備隊と国連難民高等弁務官事務所が明らかにしました。

今年に入ってイタリアに漂着したシリア難民の数としては今回が圧倒的に多いです。欧州連合とトルコが交わした移民の送還合意によってギリシャとバルカン諸国経由での欧州ルートを断たれた移民らが、代替ルートをとっている可能性があります。

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(写真;TTXVN)

国際移住機関のフラビオ・ディ・ジャコモ報道官はAFPの取材に、今年に入ってからイタリアに到着した移民・難民ら3万1000人のうちシリア人は26人に過ぎなかったと指摘しました。今回の事案は「新しい動き」だと述べました。

UNHCRのカルロッタ・サミ報道官がツイッターで明らかにしたところによりますと、約800人のうち342人はイタリア沿岸警備隊が救助しました。このうち少なくとも150人がシリア人で、40人以上がイラク人だといいます。

欧州には昨年100万人を超える移民や難民が流入しました。バルカン諸国は今年2月に国境閉鎖に踏み切り、翌月にはEUとトルコがギリシャの島に到着した難民全員をトルコに送り返すことで合意しました。4月の送還開始来、ギリシャを目指す移民らの数は激減した半面、イタリアが新たな主要上陸地になる懸念が高まっています。

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