イラク バグダッドの米大使館ある地区にロケット弾 緊張続く

(VOVWORLD) -イラクの首都バグダッドのアメリカ大使館などがある地区に19日、ロケット弾が着弾しました。
イラク バグダッドの米大使館ある地区にロケット弾 緊張続く - ảnh 1      (写真:AFP/ TTXVN)

イランとつながりのある民兵組織が関わった可能性も指摘され、アメリカとイランとの間で緊張の高い状態が続く中、偶発的な出来事が大きな衝突を招きかねない不安定な情勢が続いています。

イラク軍によりますと、19日、首都バグダッドのアメリカ大使館や政府機関などがある「グリーンゾーン」と呼ばれる地区にロケット弾が着弾しました。

イラク当局によりますと、人的な被害を含むおもだった被害はなかったということです。

攻撃を行ったのがどのような勢力なのかは明らかになっていませんが、イラクの治安当局は、チグリス川を挟んだグリーンゾーンの東側の地域でロケット弾の発射装置が見つかったとしています。

アメリカ国務省は「イランの代理人である民兵組織などが実行したのであれば、イランに責任をとらせる」とコメントし、イランとつながりのある民兵組織による攻撃の可能性に言及しました。

アメリカ政府は今月に入り、イランの勢力による攻撃のおそれがあるとして中東地域に原子力空母などを派遣したほか、イラクに駐在する職員の一部を国外に退避させるなど、アメリカとイランとの間で緊張の高い状態が続いています。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストは「今回のロケット弾の発射のような小さな挑発行為でさえもアメリカによる報復のきっかけになりかねないとイラクの高官やヨーロッパの外交官は警告している」と伝えていて、現地の情勢は予断を許さない状況が続いています。

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