イランの核合意残留、欧州による貿易保証など条件=ハメネイ師

[ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は23日、アメリカの離脱表明後もイラン核合意の存続を目指す仏独英の3カ国に対し、イランが残留する諸条件を提示しました。イラン産原油の輸出を保証することなどが含まれます。

イランの核合意残留、欧州による貿易保証など条件=ハメネイ師 - ảnh 1    イランの核燃料製造(写真:Press TV)

ウェブサイトに掲載された発言内容の抜粋によりますと、同師は「欧州の銀行は対イラン貿易(決済)を保証する必要があります。(仏独英の)3カ国と争いを始めるつもりはないが、信用もしていない」と表明しました。

また、アメリカが計画する対イラン制裁措置からイラン産原油の輸出を守るとともに、イラン産原油を引き続き輸入するよう欧州3カ国に求めました。

ハメネイ師はさらに、3カ国はイランの弾道ミサイル開発や地域での活動に関する協議を求めないと約束する必要があると主張しました。現行の核合意はこの2つの問題に対応していないため、米政府は不満を示してきました。アメリカは今月、2015年のイラン核合意からの離脱を表明しています。

ハメネイ師は、アメリカが過去2年間、核合意を「繰り返し違反」したにもかかわらず、欧州諸国は沈黙を守ってきたと批判しました。これを償うために、「米制裁に対抗する」よう欧州側に求めました。

欧州3カ国がこれらの要求に応じられない場合、イランはウラン濃縮活動を再開すると警告しました。

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