イラン大統領、「制裁解除なければ、最終合意しない」


イランの核開発問題について、欧米など6か国とイランは今月、解決に向けた枠組みで合意し、6月末までの最終合意を目指して交渉を続けています。

これについてイランのロウハニ大統領は9日、演説し、「すべての制裁が同時に解除されないかぎり、合意には署名しない」と述べ、最終合意と引き換えにイランに対するすべての経済制裁を直ちに解除するよう欧米側に求めました。

これに対してアメリカ国務省のラスキ副報道官代行は記者会見で、「解決に向けた枠組みでは、イランが合意を守っているか検証しながら段階的に緩和することになっている」と述べ、制裁の解除はあくまでも段階的に行うことになると強調しました。

欧米など6か国とイランは、ことし6月末までの最終合意に向けて、今後具体的な取り組みなどを文書にしていく作業に入りますが、経済制裁の解除の方法を巡る双方の立場の隔たりは大きく、交渉は難航が予想されます。

ご感想

他の情報