イラン IAEAに軍事施設への訪問認める

 

イラン IAEAに軍事施設への訪問認める - ảnh 1
天野事務局長(左)とロウハニ大統領


(NHK) イランはIAEA=国際原子力機関の天野事務局長に対し、核兵器の開発疑惑が持たれている軍事施設への訪問を認め、核開発問題の最終的な解決に向けて、疑惑の解明に取り組む姿勢を強調するねらいがあるとみられます。
イランの首都テヘラン郊外にある軍事施設を巡っては、核兵器を起爆させる装置の実験が行われた疑いが持たれており、核開発問題の解決に向けた、ことし7月の最終合意にはイランとIAEAが疑惑の解明を進めることが盛り込まれています。
こうしたなか、IAEAの天野事務局長が20日、イランを訪問し、この軍事施設を訪れました。IAEAは、訪問の詳しい内容を明らかにしていませんが、イラ ンのメディアは、「天野事務局長が複数の作業場を訪れた」などと伝えており、IAEAが先月、疑惑解明の妨げになるおそれがあると指摘した施設内の拡張工 事の現場を訪問したとみられます。この施設について、イランはこれまで軍事施設であることを理由に、IAEAの査察などを拒否してきましたが、今回、一転して訪問を認めた背景には核開発問題の最終的な解決に向けて、疑惑の解明に取り組む姿勢を強調するねらいがあるとみられます。また、これに先立って天野事務局長はロウハニ大統領らと会談し、イランのメディアによりますと、IAEA側は報告書の作成などを速やかに進める意向を示したということで、今回の訪問をきっかけに、疑惑の解明が進むのか注目されます。

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