インドネシア、ジョコ氏再選で抗議デモ 治安部隊と衝突

(VOVWORLD) -インドネシア大統領選で現職のジョコ大統領が再選を決めたことを受け、選挙結果を認めない野党支持者が街頭で抗議デモを繰り広げています。
インドネシア、ジョコ氏再選で抗議デモ 治安部隊と衝突 - ảnh 1       (写真:Huong Tra)

首都ジャカルタ中心部の総選挙監視庁周辺では22日未明、野党支持者と治安部隊との衝突が発生しました。当局が少なくとも20人を拘束し、地元メディアによりますと17人が病院へ搬送されました。

国家警察などによりますと、22日午前1時ごろ、治安部隊がデモ隊の強制排除に乗り出しました。一部が暴徒化し、投石や放火などを始めたため、治安部隊は催涙弾を使用しました。けが人の有無は不明です。夜間のデモは原則禁止で、自主的な解散を呼びかけましたが、デモ隊は応じませんでした。

デモは21日午後に発生しました。野党支持者1000人超が総選挙監視庁前に集まり、「選挙で不正があった」などと主張しました。おおむね平穏に終わりましたが、少数の支持者が深夜まで残り、治安当局とのにらみ合いが続いていました。

野党支持者は22日にも大規模なデモを行う予定です。治安当局は急進的な野党支持者による暴力に加え、過激派が混乱に乗じてテロを起こす恐れもあるとみて警戒を強めています。ジャカルタ中心部に8千人以上を配置して、治安の維持に全力を挙げます。

インドネシアの選挙管理委員会は21日、4月17日に実施された大統領選挙の結果を発表しました。ジョコ氏が55.5%の票を獲得し、野党候補のプラボウォ元陸軍戦略予備軍司令官を破りました。プラボウォ氏は「大規模な不正があった」として選挙結果の受け入れを拒否し、支持者に抗議デモへの参加を呼びかけています。

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