インドネシア津波 警戒システム不十分の指摘 強化を検討へ

(NHK)これまでに373人の死亡が確認されているインドネシアのスンダ海峡で発生した津波で、インドネシア国内では、津波を感知して早期に知らせる警戒システムが不十分だったのではないかと指摘する声が高まっていて、政府もシステムの強化を図る考えを示しています。

今月22日、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間のスンダ海峡で発生した津波では、防災当局のまとめで、これまでに373人が死亡し、128人の行方がわからなくなっているほか、1459人がけがをしたことが確認されています。

今回の津波について気象当局は、スンダ海峡にある火山が噴火したことで海底の地滑りが起きて津波が発生したという見解を示しています。

津波を知らせる警報は出されておらず、地元メディアなどからは、津波の早期警戒システムが不十分だったのではないかと指摘する声が高まっています。

これについて防災当局の報道官は、現在は地震によって引き起こされる津波の警戒システムしかないため、火山活動や地滑りによる津波を感知するシステムも新たに整備する必要があるとの考えを示しました。

また、既存のシステムについても、海事省の幹部が津波を感知するブイに故障があり機能していなかったと認めたうえで、維持や管理がしやすい装置に見直すことを明らかにしました。

さらにジョコ大統領も気象当局に指示を出し、津波の早期警戒システムの強化を図る考えを示しています。

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