ウクライナ、大統領就任1週間 議会との対決姿勢鮮明

(VOVWORLD) -ウクライナのゼレンスキー大統領が就任してから27日で1週間を迎えます。最高会議(議会)選挙を7月21日に前倒ししたほか、選挙制度改革にも着手し、政権主導で政界の「刷新」を図っています。議会は反発し、対立が鮮明化しています。
ウクライナ、大統領就任1週間 議会との対決姿勢鮮明 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

ゼレンスキー氏は就任翌日の21日、当初10月下旬に予定されていた議会選の前倒しを決める大統領令に署名しました。政治経験がないゼレンスキー氏は政党「人民のしもべ」を設立したが議席を持ちません。議会選に関する世論調査では他党への支持率を大きく引き離すことから、早期に議会選を実施し、議会での基盤づくりに乗り出した格好です。

また、汚職の温床と指摘されてきた不透明な選挙制度の改革案も提出。旧来の政治家らの利権に切り込む構えを示しました。

うしたゼレンスキー氏の動きに議会側は反発しています。選挙前倒しの大統領令に対し憲法裁判所に違法性を問う訴えを提出します。また、選挙制度改革案については22日に否決しました。

ゼレンスキー氏は改革案否決後、自身のフェイスブックに「彼らは誤っています。(次の選挙で)打倒しなければ」と投稿し、全面対決を強調しました。ただ、ゼレンスキー氏にも財閥オーナーとの癒着の疑いがあり、議会側から反撃を受ける可能性もあります。

一方、ウクライナ東部で2014年から続く親ロシア派との紛争では、ゼレンスキー氏は多国間の枠組みを使い、ロシアとの対話再開を訴えています。ゼレンスキー氏の大統領就任に伴い、ロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領の3首脳は21日に電話で協議し、ウクライナ情勢で意見交換しました。

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