ウクライナ議会選、前倒しへ 新大統領表明

(日経) ロシアとの紛争を抱えるウクライナで20日、4月の大統領選で当選したタレントのウォロディミル・ゼレンスキー新大統領(41)が就任しました。
ウクライナ議会選、前倒しへ 新大統領表明  - ảnh 1      (写真:AFP/TTXVN)

同日の就任演説で、最高会議(議会)を解散すると表明しました。早期に政権基盤を固め、経済改革や対ロシア関係改善を急ぎたい考えましたが、いずれの課題も難航は必至で、政治経験のない新大統領には試練の船出となります。

ゼレンスキー氏は20日に首都キエフの議会で行った就任演説で「議会を解散する」と宣言しました。これに先立ち「第1の課題は戦火を終わらせることだ」と東部で続く親ロ派武装勢力との紛争解決へ決意を語りました。議会で国防相や検事総長を解任した後、7月に解散、選挙となる見通しです。

就任と同時に解散を宣言した背景には、早期に議会と連携し、政策決定で主導権を握る狙いがあります。ゼレンスキー氏は自らの政党を立ち上げたばかりで現議会に議席を持ちません。外相など閣僚人事も議会の承認が必要です。大統領と同等の強い権限を持つ議会での基盤構築が急務となっています。議会内では早期解散への警戒も強く、解散の要件を満たしているかが議論となる可能性もあります。

ご感想

他の情報