エジプト大統領、「アラブ合同軍創設を」 ISなど念頭


エジプトのシシ大統領は22日放送のテレビ演説で、イスラム過激派組織「イスラム国」の台頭などを念頭に「アラブ合同軍を創設する必要性が日に日に高まっている」と述べました。

合同軍の具体的な役割や構成は不明ですが、AP通信によ りますと、サウジアラビアやUAEアラブ首長国連邦などと水面下で協議を進めています。3月にエジプトで予定されるアラブ首脳会議の議題に上る可能性 もあります。

シシ氏はISなどイスラム過激派の勢力拡大を「アラブ諸国が直面する大きな挑戦」と位置付け、アラブ合同軍の創設を提唱した上で、「必要なら、アラブの兄弟国と協力して、他国の防衛にも助力する」と海外派兵の可能性にも言及しました。

エジプトはアラブ諸国屈指の軍事力を誇りますが、慢性的な財政難に苦しんでおり、サウジやUAEなど産油国を巻き込んで、地域の安全保障を維持したいとの思惑があるとみられます。

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