エジプト「欧米などによる仲介失敗」

エジプト「欧米などによる仲介失敗」 - ảnh 1
解任されたモルシ氏の支持者による抗議デモ
(写真:ロイター)

軍による事実上のクーデターのあと、混乱が続いているエジプトで、暫定政府は7日、欧米などによる仲介は失敗したとする声明を発表しました。

エジプトでは、大統領職を解任されたモルシ氏の支持者が、首都カイロで連日抗議の座り込みを続けているのに対し、暫定政府側が強制排除の構えを見せたことから、欧米や湾岸諸国の代表が先月末から仲介に入り、衝突の回避を働きかけていました。

これについて暫定政府は7日、「各国の外交団の努力は期待した成果を挙げられなかった」とする声明を発表し、仲介は失敗に終わり、対話による解決は難しくなったとの認識を示しました。

暫定政府側は、責任はすべてモルシ氏の支持母体、ムスリム同胞団にあると非難し、ベブラウィ首相が「国民の意思に基づいて座り込みを解散させる」と述べるなど、デモ隊の強制排除に向け強硬な手段に出る姿勢を示しています。

これに対してムスリム同胞団の幹部、ベルタギ氏はNHKの取材に対し、「国際社会も今の政権がクーデター政権だと分かっている。われわれはモルシ氏が大統領に戻らないかぎり、対話には応じられない」と反発を強めていました。
ムスリム同胞団は、イスラム教の断食月、ラマダン明けの祭日が始まる8日も大規模なデモを呼びかけていて、再び緊張が高まっています。

 

 

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