エジプト裁判所、ムバラク元大統領の保釈を命令

2011年に中東・北アフリカで広がった民主化運動「アラブの春」で退陣に追い込まれ、反政府デモへの弾圧など複数の罪で公判中のムバラク元大統領の身柄をめぐり、同国の裁判所は21日、保釈を命じました。


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拘留中のムバラク元大統領(写真:ロイター)

ムバラク元大統領は11年の退陣直後に身柄を拘束され、昨年6月、反政府デモ参加者に対する暴力を命じたとして終身刑の有罪判決を受けました。しかし、上告し、今年1月に裁判のやり直しが決まっていました。

ところが別件の汚職罪を問われた裁判で、裁判所は元大統領の保釈を命じました。理由は判決前に認められている勾留期限を過ぎたからだということです。

一方、国営メディアは、エジプト軍が元大統領を自宅軟禁にする布告を出したと伝えました。出国は認められないとみられます。

エジプトでは、7月のクーデターでムスリム同胞団を支持母体とするムルシ前大統領が失脚しました。ムルシ派と治安部隊の衝突で合わせて900人あまりの死者が出る事態となっています。ムルシ氏は今も身柄を拘束されたままです。

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