エジプト 混乱続く

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モルシ氏の支持者による抗議デモ

クーデターで失脚したエジプトのモルシー前大統領の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団のハッダード報道官は13日、「憲法に基づく正統性」が保証されることを条件に、危機回避に向けた調停のテーブルに着く用意があると述べました。治安当局による同胞団の座り込み排除が近いとの観測が強まる中、一応の柔軟姿勢をみせることで暫定政権側の出方をうかがう狙いがあるとみられます。

同国の政治危機をめぐっては、米欧や湾岸アラブ諸国が、暫定政権と同胞団との調停を試みたものの、今月7日、暫定政権側が「調停は失敗した」と表明しました。その後、エジプト内の多数派であるイスラム教スンニ派の最高権威、アズハル機構のタイイブ総長が調停に乗り出す考えを示していました。

ただ、同胞団はタイイブ氏を暫定政権寄りとみて強い不信感を持っており、同機構主導の調停が軌道に乗るかどうかは不透明です。

一方、カイロ中心部ではこの日、同胞団側のデモ隊数百人と、同胞団に反感を抱く近隣住民らが互いに石を投げるなどし衝突しました。治安部隊がデモ隊に催涙弾を撃ち込む一幕もありました。

モルシ派は連日、カイロ市内の二カ所の拠点で泊まり込みで抗議活動を継続し、治安当局が、排除に乗り出す構えを見せています。

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