エジプト、デモが再び発生

9日、エジプトの首都カイロで、軍のクーデターで大統領を解任されたモルシ氏を支持する数千人がモルシ氏の復権を求め、デモを実施しました。

デモ隊と治安部隊による激しい衝突が発生するとの懸念から、国際社会が状況を注視しているものの、9日午後時点で、カイロには治安部隊は突入していません。

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(写真:telegraph)

ラマダン=断食月が7日に終了し、8日から4日間にわたり断食明けの祝祭期間が始まっていることから、同期間中は停戦を維持するとの思惑が働いている可能性があります。

一方、カイロ南方のファイユームでは、数百人のモルシ派と反モルシ派が衝突し、治安部隊によりますと、警察が催涙弾を使い対応にあたり、デモ参加者7人、警官5人が負傷しました。

また、国営アルアラム紙によりますと、ナイルデルタのガルビアではモルシ派と地元住民がけんかとなり、4人が負傷、モルシ氏の支持者13人が拘束されました。

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