ガザ 衝突激化の恐れ 国連事務総長、調査求める

(VOVWORLD) (毎日新聞)-パレスチナ自治区ガザの医療当局によりますと、ガザで3月30日に起きたイスラエルに対する大規模デモで、イスラエル軍の発砲などによるパレスチナ人の死者は15人に上りました。ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘が起きた2014年以降、衝突による1日のパレスチナ人の死者は最多となっています。
ガザ 衝突激化の恐れ 国連事務総長、調査求める - ảnh 1      写真: AFP/Getty Images

国連によりますと、負傷者は1400人以上に上りました。ロイター通信は、イスラエル軍はガザとの境界線沿いに部隊を配置して実弾や催涙弾を使用し戦車による砲撃を加え、ハマス拠点にも砲撃や空爆を実施したとしています。

    アメリカ国務省のナウアート報道官は3月30日、ツイッターで「ガザで多数の死者が出たことに深く悲しんでいる。国際社会はパレスチナの生活向上に焦点をあて、和平案の策定に取り組んでいる」と表明し、自制を促しました。

    国連安全保障理事会は同日、クウェートの要請に基づいて緊急会合を開きました。グテレス国連事務総長は声明で状況の悪化を懸念し、独立性、透明性の高い調査の実施を求めました。

    デモは1948年のイスラエル建国などで故郷を追われたパレスチナ人の帰還を訴えるのが目的です。イスラエル軍の推計で約3万人が参加しました。パレスチナ側はイスラエル建国で大量のパレスチナ難民が出た「ナクバ(大惨事)」を記念する5月15日までデモを続けるとしており、衝突の激化が懸念されています。

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