カタルーニャ前州首相らに出廷命令 スペイン高裁

【パリ=白石透冴】スペイン北東部カタルーニャ州の独立問題で、首都マドリードにある高等裁判所は31日、中央政府が解任したプチデモン前州首相ら州幹部に、11月2日と3日に出廷して証言するよう命じました。
カタルーニャ前州首相らに出廷命令 スペイン高裁  - ảnh 1      (写真:AFP/TTXVN)

州幹部には反乱などの容疑がかかっており、説明を求めるとみられます。州幹部はベルギーのブリュッセルに30日に出国しており、命令を受け入れるかどうかは不透明です。

高裁の裁判官はプチデモン氏らの証言を聞いた上で、拘束が必要かどうかを判断するとみられます。その後、司法当局が同氏らを反乱罪などで起訴し、裁判が進む見通しです。反乱罪で有罪となれば、最高で禁錮30年の判決が出る可能性があります。

ただ、プチデモン氏は31日にブリュッセルで開いた記者会見で「公正な裁判」が保証されない限り、スペインに戻る考えはないと表明しました。このため出廷命令を無視する可能性があります。

命令を無視すれば、スペイン当局がベルギー当局の協力を得て、州幹部の拘束に乗り出すとの見方も浮上しています。ただベルギーのミシェル首相は31日の声明で「プチデモン氏は他の欧州連合市民と同じように処遇されます。それ以上でも以下でもない」と表明しました。スペインへの協力について、踏み込んだ言及を避けました。

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