ギリシャの議会選挙

 ギリシャで財政緊縮策の是非を最大の争点として行われた議会選挙は、これまでの開票結果から緊縮策を進めてきた連立与党が過半数を獲得できない可能性もあり、今後、EU=ヨーロッパ連合などからの巨額の財政支援を受けるための条件となっている緊縮策に大きな影響が出る事態も予想されます。

 300議席を巡って6日に投票が行われたギリシャの議会選挙は開票作業が進められており、内務省が、日本時間午前11時半に開票率およそ96%の時点での各党の得票を基にした予想獲得議席を発表しました。
それによりますと、緊縮策に反対してきた少数野党が軒並み躍進したのに対して連立与党の2党を合わせた議席は改選前より大幅に減って150議席と過半数を1議席下回る可能性も出ています。
 当面は第1党を中心に連立交渉が進むことになりますが、過半数を得るためには緊縮策に反対する野党も加えて連立政権を組む可能性もあり、新政権が緊縮策を見直す事態も予想されます。
 また、連立交渉が難航した場合には、再選挙となる可能性もあります。
ギリシャの政権の発足が遅れ混乱が続けば、ヨーロッパの信用不安の再燃のきっかけとなりかねないだけに、今後の政局に注目が集まっています。

 

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