ギリシャ、「債務30%の返済緩和」提示=合意取り付けへ譲歩か


(時事)ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)の臨時ユーロ圏財務相会合で、ギリシャが債務の30%について返済条件の緩和を求める新提案を示していたことが12日、分かりました。債務全体を対象とする返済義務の軽減は難しいと判断し、合意取り付けを優先して態度を軟化させた可能性があります。複数の欧州メディアが報じました。

ユーロ圏各国とギリシャの財務相は11日に会合を開き、ギリシャ向け金融支援の見直しに向けた本格的な調整を開始しました。協議は6時間に及びましたが、負担軽減を求めるギリシャと、現行支援の枠組みの順守を求めるドイツなどとの隔たり は埋まらず、16日の次回会合に結論を持ち越しています。

ギリシャの新提案は、返済条件の緩和を通じて得られた余力を、OECD=経済協力開発機構と協力して策定する経済再生改革に充当するということです。残る70%については、現行の返済条件を守る内容とみられます。新計画の開始時期は9月からとしました。緊縮財政撤回を強硬に求めてきた従来の姿勢からは、やや現実路線に傾いた印象です。

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