コロンビア大統領選 和平合意を争点に決選投票へ

(NHK)政府と反政府ゲリラ組織との和平合意をめぐって揺れる南米コロンビアで大統領選挙が行われましたが、和平合意の修正を訴える候補と支持する候補との間で来月、決選投票が行われることになりました。

コロンビアでは、半世紀以上にわたって内戦を続けていた政府と反政府ゲリラ組織、FARC(ファルク)=コロンビア革命軍がおととし、和平合意に至りましたが、内戦で20万人以上が犠牲となったことから、和平合意の内容をFARCにより厳しいものにするべきだという声も上がっています。

こうした中、和平合意に至ってから初めてとなる大統領選挙が27日、コロンビアで行われ、即日開票されました。

その結果、開票率99%の時点で、6人の候補のうち、和平合意の内容をFARCに厳しいものに修正するべきだと訴えた右派のドゥケ前上院議員が首位で、得票率は39.11%でした。

一方、和平合意の内容を支持し、尊重すべきだと訴えた左派のペトロ前ボゴタ市長は25.10%の得票率で2位となりました。

しかし当選に必要な過半数の票を獲得した候補はおらず、この上位2人の間で来月17日、決選投票が行われることになりました。

FARCは、和平合意を受けて去年9月に政党に変わり、政治参加を含めた社会復帰の途上にありますが、FARCに厳しいドゥケ氏が決選投票で当選した場合、和平の行方が懸念されます。

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