「シリアは悪夢の瀬戸際」市民の犠牲増え続け NGOなど警鐘

(VOVWORLD) -中東シリアの北西部イドリブ県やその周辺で戦闘が激しくなり市民の犠牲が増え続けていることを受けて、国連や国際的なNGOなど11の人道支援団体のトップがビデオメッセージを出し、「悪夢の瀬戸際にある」などとして国際社会に強く警鐘を鳴らしました。

内戦が続くシリアではことし4月下旬から反政府勢力の最後の拠点、北西部のイドリブ県やその周辺で、アサド政権やロシアが空爆などによる攻勢を強めています。

現地の情報を集めている「シリア人権監視団」はこの2か月間だけで市民の犠牲者は532人に上ると指摘しています。

また、過激派組織どうしの争いに市民が巻き込まれるケースもあとを絶たず、犠牲者は増え続けています。

こうした中、国連や国際NGOなど11の人道支援団体のトップがビデオメッセージを出し、イドリブ県では100万人の子どもを含む300万人の市民が命の危険にさらされ「悪夢の瀬戸際にある」として国際社会に強く警鐘を鳴らしました。

そして、「病院や学校などは攻撃されるべきではない」とか、「すでに多すぎる命が失われた」などとかわるがわる述べ、市民が巻き込まれる事態に強い懸念を示しています。

国連などは、このメッセージをSNSなどで共有することで、現地の人々に連帯を示すよう呼びかけています。


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