シリア内戦 アサド政権の攻勢で4万5000人避難

(NHK)シリアの内戦で優勢を保つアサド政権が、南西部にある反政府勢力の支配地域への攻勢を強めています。

国連は、この影響で新たに4万5000人が避難を余儀なくされたと発表し、このまま戦闘が続けば避難民の数は倍に増える見込みだと懸念を示しました。

シリアの内戦では、アサド政権が優勢を保ち、反政府勢力に残された支配地域は南部と北部の一部だけとなっています。

このうち、南西部のダラア県で、アサド政権は先週から空爆や砲撃による攻勢を強めていて、内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、これまでに戦闘に巻き込まれて子ども2人を含む少なくとも市民30人が死亡したということです。

こうした事態を受けて、国連は26日、スイスのジュネーブで会見し、一連の戦闘の影響で新たに少なくとも4万5000人が避難を余儀なくされたと発表しました。

そのうえで、このまま戦闘が続けば、避難民の数はさらに倍に増える見込みだと懸念を示しました。避難民は隣国ヨルダンとの国境方面へ向かったものの、ヨルダンが国境を閉鎖しているためシリア側に滞留し、テントや食料などの人道支援物資を必要としているということです。

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