シリア北西部に政権側が空爆 市民40人余り死亡

(VOVWORLD) -内戦が続くシリアで、アサド政権側が反政府勢力の最後の拠点となっている北西部に空爆を行い、市民40人余りが死亡しました。国連などは攻撃の停止を求めていますが、アサド政権側はテロとの戦いを理由に聞き入れず市民の犠牲が増え続けています。

シリア北西部で、22日、アサド政権側が反政府勢力の最後の拠点となっているイドリブ県の南部の都市などに激しい空爆を行いました。

現地の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、一連の空爆で、子どもや女性を含む43人が死亡し、100人以上がけがをしたということです。

現地からの映像では、民間の救助隊員によってがれきの中から子どもが運び出される様子などが確認でき、シリア人権監視団は、市場や住宅が建ち並ぶ地区が大きな被害を受けたとしています。

イドリブ県やその周辺では、アサド政権を支援するロシアと反政府勢力に影響力を持つトルコが去年10月、非武装地帯を設け、停戦に合意しましたが、ことし4月下旬からアサド政権側が空爆などの攻勢を強めています。

国連などは、イドリブ県やその周辺では300万人の市民が命の危険にさらされているとしてアサド政権を含む紛争の当事者に攻撃の停止を求めていますが、アサド政権はテロとの戦いを理由に聞き入れず市民の犠牲が増え続けています。


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