シリア政権軍、南部で反体制派への空爆再開 ロシア仲介の協議決裂

【AFP】シリアのバッシャール・アサド政権軍と同盟国のロシアは4日、シリア南部で反体制派に対する空爆を再開しました。反体制派側はこれに先立ち、降伏に関するロシア側との協議が「決裂」したことを明らかにしていました。

アサド政権軍は、ヨルダンとイスラエル占領地のゴラン高原に隣接する南部ダルアー、クネイトラ両県で反体制派を2週間にわたり攻撃しました。ロシアはこれを支援していますが、並行して交渉による降伏に向け反体制派の町との協議を仲介しています。

シリア南部ではこれまでに30を超える町が再びアサド政権の支配下に入ることで合意しており、協議の焦点は反体制派が掌握するダルアー県の西の地方部と県都の南半分となっています。

反体制派は4日午後、ロシア代表団と会談し、南部の残りの地域を政権支配下とするロシアの提案に関する決定内容を伝えました。インターネット上に出した声明によりますと、政権側が重火器の引き渡しを主張したためロシア側との協議は決裂しました。

ただ、その後ツイッターに「交渉は脅威にさらされていない」として国連の仲介による会談を求めています。

イギリスに拠点を置くNGO「シリア人権監視団」によりますと、ロシアとアサド政権側は交渉決裂後、4日ぶりに空爆を実施しました。

 

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