シリア 非武装地帯設置で反政府勢力が重火器撤去

(NHK) -シリアの内戦で、反政府勢力の最後の拠点への非武装地帯の設置に向け、反政府勢力は合意を守る形で重火器を撤去しました。戦闘員を退去させる次の段階も履行できるかが今後の焦点となります。
シリアの内戦では、優位に立ったアサド政権が反政府勢力の最後の主要拠点、北西部イドリブ県などに総攻撃を行って多くの犠牲が出る懸念が強まり、先月、アサド政権の後ろ盾のロシアと、反政府勢力を支援するトルコが双方の間に非武装地帯を設けることで合意しました。

合意では、まず今月10日までに戦車や大砲といった重火器を撤去することになっており、反政府勢力が応じるかが焦点となっていましたが、トルコ国防省は10日、反政府勢力が合意を守る形で非武装地帯から重火器を撤去したと発表しました。

今後は今月15日までにアルカイダ系の過激な戦闘員を退去させるという次の段階の合意が履行されるかどうかが焦点で、非武装地帯の設置によって、内戦収束に向けた道筋が見えてくるかどうか注目されます。

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