シンガポール総選挙 投票始まる

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写真提供:ロイター


(NHK)建国以来、事実上の一党支配が続くシンガポールで総選挙の投票が始まり、外国人労働者の増加や経済格差などに対する国民の不満が高まるなか、野党がどこまで議席を伸ばすかが焦点となります。

89の議席を争うシンガポールの総選挙は、11日午前8時(日本時間の午前9時)から800か所余りの投票所で、投票が始まりました。

シンガポールでは、1965年の建国以来、ことし3月に亡くなったリー・クアンユー氏が創設した与党・人民行動党による事実上の一党支配が続き、積極的な外資の誘致などにより高い経済成長を実現してきました。

しかし、前回2011年の選挙では、外国人労働者が増加したことで職を奪われたと国民の不満が高まり、人民行動党の得票率は過去最低の60%にまで落ち込みました。

このため、リー・クアンユー氏の息子のリー・シェンロン首相は、外国人労働者に対する就労ビザの発給要件を厳しくするなど、政策転換を図ってきました。

しかし、若い世代や低所得者層の間では経済格差の広がりなどに対する不満が根強く、野党がどこまで議席を伸ばすかが焦点となっています。

投票を終えた40代の主婦は「与党には、もっと国民の課題に耳を傾けてもらいたい」と話していました。

投票は、日本時間の11日午後9時に締めきられ、即日開票されます。

 

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