スウェーデン総選挙 与党が第1党の座守る 連立協議へ

(NHK)移民政策が最大の争点となった北欧スウェーデンの総選挙は、移民の受け入れ凍結を掲げる右派政党が支持を伸ばしましたが、スウェーデンの伝統である「寛容な社会」を守ろうと訴えた与党が第1党の座を守りました。

9日に投票が行われたスウェーデンの総選挙は、日本時間の10日未明から開票作業が始まりました。

選挙管理委員会の発表によりますと、開票率99%で、中道左派の与党、社会民主労働党が28.4%、中道右派の穏健党が19.8%、反移民を掲げる右派のスウェーデン民主党が17.6%となっています。

選挙では移民政策が主要な争点となり、ネオナチに源流を持つスウェーデン民主党が移民や難民の受け入れの凍結を訴えたのに対し、社会民主労働党はスウェーデンが伝統としてきた「寛容な社会」を守ろうと訴えました。

スウェーデン民主党は前回の選挙よりも5ポイント近く支持を伸ばす一方、社会民主労働党は、およそ100年ぶりに得票率が30%を割り込む厳しい戦いながらも、第1党の座を守りました。

単独で過半数を獲得する政党はなく、今後、連立協議が行われますが、与党を中心とする中道の左派連合と、中道右派の4党の得票はわずか0.3ポイントの差できっ抗しており、これまで連立への参加を求められてこなかったスウェーデン民主党がどう動くのか注目されます。


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