スペイン カタルーニャの独立運動指導者らの裁判始まる

(NHK)スペイン北東部のカタルーニャ州でおととし行われた、独立の是非を問う住民投票をめぐり、反逆罪などに問われている独立運動の指導者らに対する裁判が始まりました。
スペイン カタルーニャの独立運動指導者らの裁判始まる - ảnh 1      (写真:theguardian.com )

弁護側は「政治的な裁判だ」と主張していて、裁判の行方によっては、独立運動が再び勢いづくことも予想されます。

スペイン北東部のカタルーニャ州は、おととし10月、中央政府の反対を押し切って独立の是非を問う住民投票を行い、独立を宣言しました。

しかし、中央政府は、これを憲法違反だとして州の自治権を停止して議会を解散し、当時の州の幹部を含む独立運動の指導者らを拘束しました。

首都マドリードの裁判所で12日、カタルーニャ州のジュンケラス前副首相など12人に対する裁判が始まりました。

前副首相らは、「憲法違反だと知りながら住民投票に踏み切った」として反逆罪などに問われていますが、弁護士は「独立運動を抑えこむための政治的な裁判だ」として、裁判そのものが不当だと主張しました。

裁判は、およそ3か月かけて審理が行われ、ことし7月末までには判決が言い渡される見込みです。

スペインで去年発足したサンチェス政権は、前の政権の強硬姿勢とは違って、カタルーニャ州側と対話を進める方針ですが、裁判の行方によっては、カタルーニャ州の独立派が強く反発して独立運動が再び勢いづくことも予想されます。

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