ズン外務次官 ASEAN首脳会議の結果を強調

(VOVWORLD) - 今回のASEAN首脳会議で発言に立ったフック首相は、ASEANの協力の効果向上を目指す体制改革を呼びかけました。
ズン外務次官 ASEAN首脳会議の結果を強調 - ảnh 1 インタビューに答えているズン次官

22日と23日の両日、タイで開催されたASEAN東南アジア諸国連合の第34回首脳会議の結果について、ベトナムのグエン・クォク・ズン外務次官は記者団のインタビューに答えた際、首脳会意義で採択された「ASEANインド太平洋構想」は会議の際立った結果であると強調しました。ズン次官によりますと、この構想はアジア・太平洋とインド洋地域でのASEANの外交指針となり、多国間協力枠組みの中心となってきたASEANが、インド太平洋でも経済や安全保障に関する地域構造の形成を主導していくことが、平和と安定、繁栄の維持に重要だと強調しているということです。

また、ASEAN加盟諸国の指導者らは、「誰一人取り残さない」という原則に基づいて国民を中心とするASEANの持続可能な発展を追求することで一致したうえで、国連の持続可能な開発のためのアジェンダ2030の実現や、環境保護、気候変動対策などをASEANビジョン2025の実現と両立させることについて合意を達成しました。

そして、ズン次官は、ASEANは、2019年をASEAN文化年として、域内の文化交流を強化する方針を出したと明らかにしました。さらに、ベトナム東部海域(南シナ海)問題やミャンマーの少数民族問題、朝鮮半島の情勢などについても意見交換をしたということです。

さらに、ズン次官は、今回のASEAN首脳会議で発言に立ったフック首相は、ASEANの協力の効果向上を目指す体制改革を呼びかけたと述べ、次のように語りました。

(テープ)

「フック首相の発言には3つのメッセージがありました。第一、ベトナムは、ASEAN共同体及びASEANと相手国との関係の持続可能な発展を目指すタイの提案を支持すること。第二に、ベトナムは、地域と世界の問題を解決するため、各国の団結を呼びかけています。第三は、来年、ASEAN議長国と国連安全保障理事会非常任理事国を務めるベトナムは、安保理非常任理事国を務めているインドネシアと協力して、ASEANの利益を最大限に守るようにする。ベトナムは、これまでの成果を発揮して、新しい提案を出し、より強固なASEANづくりのために全力を尽くしてゆくということです。」

なお、第34回ASEAN首脳会議を機に、フック首相は、タイ首相、インドネシア大統領、シンガポール首相、カンボジア首相、ラオス首相らと個別会見を行いました。

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