トランプ大統領 中国への追加関税表明 国内外から反発

(VOVWORLD) -アメリカのトランプ大統領は、中国との貿易交渉に進展が見られないことから、中国からの3000億ドル分の輸入品に高い関税を上乗せする措置を9月1日に発動し、対象をほぼすべての輸入品に拡大すると表明しました。

これに対して中国側の反発は避けられないほか、アメリカの産業界からも反対の声が上がっていて、国内外で反発が広がりそうです。

米中の貿易交渉をめぐっては、ことし6月のトランプ大統領と習近平国家主席との首脳会談で、こう着していた交渉の再開を決めましたが、今週、上海で開いた閣僚級の交渉で進展は見られませんでした。

これについてトランプ大統領は1日、ツイッターへの投稿で、9月1日から、中国からの3000億ドル分の輸入品に10%の関税を上乗せすることを表明しました。

このあとトランプ大統領は中西部オハイオ州で行った集会で「中国による貿易の乱用に立ち向かうために最も強硬な措置をとってきた」と述べ、大統領選挙を来年に控え、支持者に中国への強硬な姿勢をアピールしました。

この措置が発動されれば、中国からのほぼすべての輸入品に関税が上乗せされることになり、中国側の反発は避けられない情勢です。

また、今回の関税の対象品目には中国製の衣類や携帯電話など生活に身近な製品も多く、アメリカの消費者にも悪影響が及ぶ可能性があるため、アメリカの産業界からも反対の声が上がっていて、国内外で反発が広がりそうです。


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