バルセロナのテロ 、モロッコ人組織関与か 3人行方捜査

スペイン北東部バルセロナ中心部とカンブリスで14人が死亡、約130人が重軽傷を負った連続テロで、警察当局は犯行グループは12人との見方を示しました。

これまでに4人を逮捕し、カンブリスの現場で5人を射殺しています。うち6人はモロッコ系と判明しており、モロッコ出身者が多数含まれるグループが組織的に関与した可能性が浮上しました。地元警察が残る3人の行方を捜査しています。

地元警察などによりますと、カンブリスの現場で警察が射殺した男5人のうち3人は、17~24歳のモロッコ人でした。また、行方が分かっていない3人のうち2人は、バルセロナの南西約200キロにあるアルカナーの民家で16日深夜に起きた爆発事件で死亡した可能性もあるとみて調べています。

一方、地元警察は、バルセロナの事件で観光客らに突っ込んだワゴン車を運転し、カンブリスのテロ現場で当局に射殺されたと報道されていた男について、現在も逃走している可能性があるとの見方を示しました。

ロイター通信によりますと、地元警察は連続テロとアルカナーの事件の関連を集中的に捜査しています。民家を武器製造所として利用し、バルセロナで大規模な多発テロを計画していたとみられます。民家ではライターなどに使用されるブタンガスを大量に保管していたが、誤って爆発させ容疑者1人が爆死しました。18日になって、民家の焼け跡から新たに1人の遺体が見つかり、計2人の死亡が確認されました。爆弾製造に失敗したため今回の連続テロを行ったとされます。

バルセロナでは17日夕、レンタカーのワゴン車が繁華街の歩道に突っ込み13人が死亡、100人以上が負傷しています。翌日未明、バルセロナの南西約120キロのカンブリスで5人が乗った車が歩行者に突っ込み、1人が死亡、6人が負傷しました。

事件後、バルセロナの現場には観光客の姿が戻り、犠牲者を追悼する花束やろうそくを手向けています。


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