プーチン大統領 INF条約一時停止の法律案に署名 再開余地も

(VOVWORLD) -ロシアのプーチン大統領は、INF=中距離核ミサイルの全廃条約の履行を一時的に停止する法律を成立させ、条約は来月失効する可能性が強まっています。

ただ、大統領の判断で条約の履行を再開できる余地も残していて、アメリカとギリギリまで協議を続ける姿勢を示したものとみられます。

ロシアのプーチン大統領は、3日、INF=中距離核ミサイルの全廃条約の履行を一時的に停止する法律案に署名して成立させました。

この条約をめぐっては、アメリカが、ことし2月に破棄を通告したのに対して、プーチン大統領は履行停止を命じ、これを受けて議会の上下両院も先月、関連する法律案を可決させていました。

今回、プーチン大統領が法律を成立させたことで、ロシアとして条約の履行停止を正式に決めたことになります。

アメリカは、ロシアの新型巡航ミサイルの射程が条約で決められた500キロを超えていると批判し、破棄する姿勢を崩しておらず、条約は、来月失効する可能性が強まっています。

ただ、今回成立した法律では、大統領の判断で条約の履行を再開できる余地も残されていて、ロシアとしてはアメリカとギリギリまで協議を続ける姿勢を示したものとみられます。

ご感想

他の情報