ベネズエラで大規模デモ 政府側発砲で女性死亡 100人以上けが

(VOVWORLD) -政治的な混乱が続く南米のベネズエラでは、1日も反政府側の指導者のグアイド国家議長の呼びかけで再び大規模なデモが行われ、政府側による発砲で、デモに参加していた27歳女性が死亡したほか、2日間で100人以上がけがをする事態となり、緊張が高まっています。
ベネズエラで大規模デモ 政府側発砲で女性死亡 100人以上けが - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

ベネズエラでは、独裁を続けロシアなどの支援を受けるマドゥーロ大統領と、暫定大統領への就任を宣言しアメリカの支援を受けるグアイド国会議長が対立し、混乱が続いています。

グアイド氏は30日朝、首都カラカスの空軍基地から一部の軍人や有力な野党指導者とともに、すべての軍人に決起を呼びかけましたが、軍が政権から離反する動きは広がらず、野党指導者たちは現地のブラジル大使館などに逃げ込んで保護を求めました。

しかし、グアイド氏は、翌1日も大統領の退陣を求める大規模なデモを呼びかけ、一部の参加者が火炎ビンや石などを投げて治安部隊と衝突し、地元メディアなどによりますと、デモに参加していた27歳女性が、政府側による発砲で頭に銃弾を受けて死亡したほか、この2日間でのけが人は100人以上に上っています。

今のところ、マドゥーロ大統領が、国内の全権を掌握しているとみられますが、グアイド氏は「われわれは戦い続ける」として引き続きデモへの参加を呼びかけています。

ベネズエラ情勢をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が「ロシアやキューバがマドゥーロ政権を支援している」と非難する一方で、ロシア側は「内政干渉しているのはアメリカだ」と強く反論していて、国際社会を巻き込んだ混乱が広がっています。

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