ベネズエラ 米軍の侵略を想定した軍事演習開始

(NHK) 南米ベネズエラのマドゥーロ大統領は、アメリカのトランプ大統領が、軍事力をちらつかせて国民への抑圧をやめるよう強く迫ったことに対抗するため、26日、アメリカ軍からの侵略を想定した軍事演習を開始しました
ベネズエラ 米軍の侵略を想定した軍事演習開始 - ảnh 1       (写真:TTXVN)

ベネズエラではマドゥーロ大統領が先月、従来の議会とは別に、新たな憲法を制定するための「制憲議会」の選挙を実施するなど、強権的な手法を強めているのに対し、アメリカのトランプ大統領は今月11日、「軍事的な選択肢を排除しない」などと述べて、軍事力をちらつかせて国民への抑圧をやめるよう強く迫っています。

この発言を受けてマドゥーロ大統領は、アメリカへの対抗措置として軍事演習を行うと宣言していましたが、現地の報道によりますと、今月26日からアメリカ軍からの侵略を想定した軍事演習を開始しました。

「主権2017」と名付けられた軍事演習の内容の多くは明らかになっていませんが、2日間の演習に軍の兵士20万人のほか、民兵や公務員など合わせて90万人が参加し、狙撃手が遠方の標的を爆破させたり、兵士が銃器の使用方法を確認したりしているということです。

両国をめぐってはトランプ大統領が25日、ベネズエラに対し、新たな経済制裁を科す大統領令に署名していて、ベネズエラとしては軍事演習を行うことでアメリカから圧力を受け続けていることを国内外に強調する狙いもあると見られます。


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