メキシコ大統領選 対米強硬派が当選確実な情勢

(NHK)中米 メキシコの大統領選挙は投票が締め切られ、対米強硬派で左派系新興政党の、ロペスオブラドール候補の勝利が確実な情勢になりました。
メキシコ大統領選 対米強硬派が当選確実な情勢 - ảnh 1       (写真:AFP/ TTXVN)

任期満了に伴うメキシコ大統領選挙は、1日午後6時、日本時間の2日午前10時に投票が締め切られ、開票作業が行われています。

選挙は、左派系の新興政党「国家再生運動」から立候補した元メキシコ市長のロペスオブラドール候補、中道右派の最大野党「国民行動党」などが擁立したアナヤ候補、与党「制度的革命党」などが擁立した前財務相のミード候補の、事実上3人の争いとなりました。

メキシコの有力紙が行った出口調査では、得票率でロペスオブラドール氏が49%、アナヤ氏が27%、ミード氏が18%となっていて、ロペスオブラドール氏が大きくリードしています。

これを受けて日本時間の2日午前、ミード氏が支援者を前に敗北を宣言したほか、アナヤ氏も、ロペスオブラドール氏に電話して、祝意を伝えたということで、ロペスオブラドール氏の勝利が確実な情勢になりました。

ロペスオブラドール氏が支持を集めた背景には、麻薬や汚職の問題のまん延で有権者が既成政党への不信感を強めたことがあると見られます。

ロペスオブラドール氏は、メキシコ第一主義や大衆迎合的な政策を掲げ「左派ポピュリスト」とも呼ばれていて、アメリカのトランプ大統領について「無礼な態度をやめなければ思い知らせてやる」と述べるなど、アメリカへの強い姿勢をアピールしています。

メキシコでは、1929年以降、2つの政党以外から大統領が選ばれたことはなく、政権が交代し新興の左派政権が誕生することになります。

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