世界成長3.7%に減速=貿易摩擦で下方修正-IMF見通し

(時事) -日本は1.1%に引き上げましたが、各国全体では貿易摩擦や新興国の動揺などの「リスクが顕在化した」と分析しました。見通しを16年7月以来、約2年ぶりに下方修正しました。
IMF=国際通貨基金は9日、インドネシアのバリで今週年次総会などを開くのに合わせて最新の経済見通しを公表し、2018年の世界の成長率を3.7%と、7月時点の予測から0.2ポイント下げました。日本は1.1%に引き上げましたが、各国全体では貿易摩擦や新興国の動揺などの「リスクが顕在化した」と分析しました。見通しを16年7月以来、約2年ぶりに下方修正しました。
IMFは、世界経済について「上振れの可能性が後退する一方、下向きリスクが強まった」と指摘しました。19年も3.7%と0.2ポイント引き下げ、成長は曲がり角に差し掛かっていると警戒感を示しました。
アメリカは減税による好景気が続くとみて、18年は2.9%を維持しています。ただ、米中貿易摩擦の長期化などが投資の足かせになるとして、19年は2.5%に下げました。ユーロ圏はドイツの減速が響き18年を2.0%に下方修正しました。
日本は4~6月期の好調な設備投資を加味し、18年は7月時点から引き上げましたが、19年は0.9%に据え置いたということです。

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