中国、反保護主義で連携演出 BRICS首脳会議閉幕

(VOVWORLD)(日本経済新聞) -南アフリカの最大都市ヨハネスブルクで開かれたブラジル、ロシア、インド、中国、南アの新興5カ国(BRICS)首脳会議は27日、アメリカのトランプ政権を念頭に多国間貿易の必要性を訴え閉幕しました。アメリカとの貿易戦争が激化する中国は、トルコなど他の新興国を巻き込み、対米けん制のために結束を演出しました。ただ各国の思惑には温度差もあり、一体感は薄いということです。
中国、反保護主義で連携演出 BRICS首脳会議閉幕 - ảnh 1   拡大会議の様子=AFP/ TTXVN

BRICS各国は27日に開催した首脳級の拡大会議で、エチオピアなどアフリカ9カ国と協議しました。その後、トルコやアルゼンチンなどと経済連携を話し合った。トルコのエルドアン大統領は「協力を発展させることは可能だ」と期待を表明しました。

26日の会議で中国の習近平国家主席は「保護主義と一国主義が台頭している」とアメリカに警戒感を示したということです。その後の演説で新興国との結束を強調しました。

欧米主導の秩序への対抗を目指したBRICS首脳会議は今回が10回目となっています。世界の国内総生産(GDP)の約2割を占め経済のけん引役として期待されましたが、足元で構成国の多くが景気減速し、存在感の低下が指摘されてきました。

中国は独自の経済圏「一帯一路」構想などで勢力拡大を図っています。アメリカに次ぐ世界2位の経済大国として、BRICSでの主導権を握りたい考えです。BRICSを「米国に対抗する多数国」という構図にするために利用する思惑が見え隠れします。

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