中国経済成長率、年平均1.7ポイント水増しと論文が指摘-2008~16年

(www.bloomberg.co.jp)中国は2008年から16年まで9年間の経済成長率を平均で年1.7ポイント過大に発表していたとの研究報告を、香港中文大学と米シカゴ大学の研究者がまとめました。

中国経済成長率、年平均1.7ポイント水増しと論文が指摘-2008~16年 - ảnh 1      (写真:Kyodo/TTXVN)

米ブルッキングズ研究所が公表した論文草稿で執筆者らは、成長と投資の目標を達成すれば高い評価を得られる地方政府による報告が成長率の水増しにつながったと分析。中国国家統計局はそうした統計操作を認識し、地方からの数値を調整していますが、2008年以降はそれほど十分に調整を行っていなかったとしています。

「08年の後、地方の統計は数値をますます不正確に伝えるようになったが、国家統計局の調整ではこれに応じた変更がなかった」と論文は説明。その代わりに税収や電力消費、鉄道貨物動向、輸出入などごまかしにくい数字を基に中国全体の年間国内総生産(GDP)を予測するようになったといいます。

研究者らは、見直した後の数値は「08年以降の中国成長鈍化が公式統計が示唆するよりも深刻だったことを示している」と指摘しています。

国家統計局にコメントを求めたが今のところ返答はありません。

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