中国 アメリカに対する貿易黒字 制裁措置発動も前年より増加

(NHK)先月の中国のアメリカに対する貿易黒字は、トランプ政権による500億ドル規模の輸入品に対する制裁措置が発動されたものの、前の年の同じ月よりも18%余り増えました。アメリカは2000億ドル規模の新たな制裁の発動を検討しており、今後、態度を一段と硬化させることも予想されます。

中国の税関総署が8日に発表した先月の貿易統計によりますと、アメリカとの貿易では輸出が去年の同じ月よりも13%増えたのに対して、輸入は2%の増加にとどまりました。

この結果、中国のアメリカに対する貿易黒字は310億5000万ドル(およそ3兆4000億円)と、去年の同じ月に比べて18%余り増えました。

トランプ政権は7月、知的財産権の侵害を理由に、340億ドル規模の輸入品に高関税を課す制裁措置を発動したのに続いて、先月には制裁対象を160億ドル追加しています。

中国側も同じ規模の報復措置を講じていて、これまでのところアメリカの貿易赤字の削減にはつながっていません。

アメリカは中国からの2000億ドル規模の輸入品に関税を上乗せする第3弾の制裁措置の発動を検討していて、今後、貿易問題でアメリカ側が一段と態度を硬化させる可能性もあります。

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