中国 上半期の輸出入 総額縮小するも対米黒字は拡大

(NHK) 中国のことし1月から先月までの半年間の輸出入の総額は、アメリカとの貿易摩擦の影響で、去年の同じ時期よりも2%減少しました。一方、アメリカに対する貿易黒字は拡大していて、今後の貿易交渉でトランプ政権が中国への圧力をさらに強めることも予想されます。

それによりますと、輸出と輸入を合わせた貿易総額は2兆1611億ドル余りと去年の同じ時期よりも2%減少しました。輸出が、0.1%の増加にとどまった一方、輸入は4.3%の減少となりました。

背景には、米中両国がお互いの輸入品に高い関税をかけ合う激しい貿易摩擦があり、アメリカとの貿易は、輸出が8.1%の減少、輸入は29.9%の大幅な減少となりました。

輸入の減少が大きくなった結果、トランプ大統領が問題視する中国の対米黒字は去年の同じ時期に比べて5%増えました。

トランプ大統領が今後の貿易交渉で農産品などの輸入拡大などを迫って中国への圧力をさらに強めることも予想されます。

一方、日本から中国への輸入も6.4%の減少となりました。中国経済の減速で、半導体の製造装置や自動車部品の輸入が減ったとみられ、米中の貿易摩擦が日本などほかの国の経済にも波及する形となっています。


 

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