中国、UAEと経済関係強化 中東で等距離外交模索

(jp.wsj.com)中国の習近平国家主席は20日、UAE=アラブ首長国連邦の首脳らと会談しました。

中国政府は孤立を深めるイランにとって重要な同盟国に浮上する一方、サウジアラビアの主要同盟国とも経済関係の強化に乗り出した格好です。

サウジとイランの対立を背景とする緊張が広がり、中東地域は重要な時期にさしかかっています。習氏は歴代の中国指導者と同様に、サウジが先導するイスラム教スンニ派のアラブ諸国と、その主たる対抗勢力であるシーア派のイランのいずれとも友好関係を結び、等距離の中東外交を行っています。

ここへ来てイランは、これまで以上に中国との関係強化へ意欲を高めています。アメリカは5月、国際的なイラン核合意から脱退しました。11月にはイラン産原油を対象とする制裁措置を再開する計画で、イランのエネルギー輸出先が減少しています。中国はこれまで、欧米の制裁に直面するイランの原油輸出先となってきました。

中国とUAEはこの日、13件の合意と覚書を交わしました。UAEの通信社によりますと、習氏と並びドバイのシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム首長、アブダビのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子が署名に立ち会いました。

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