中比首脳会談 経済協力など通じ関係強化で一致

(NHK) -中国の習近平国家主席とフィリピンのドゥテルテ大統領が会談し、領有権をめぐって争いのある南シナ海の問題について意見を交わすとともに、経済や治安対策などでの協力を通じて、両国が関係を強化していくことで一致しました。
中比首脳会談 経済協力など通じ関係強化で一致 - ảnh 1       会談の様子=THX/TTXVN

中国の習近平国家主席とフィリピンのドゥテルテ大統領は11日、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議にあわせて、ベトナムのダナンで会談しました。

中国外務省によりますと、この中で、習主席は、中国の巨大経済圏構想の「一帯一路」での連携に触れ、「双方は、インフラ建設や農業、それに投資などの協力を深化させていくべきだ」と述べフィリピンに対し、経済面で協力を進める考えを示しました。

また、習主席は、領有権をめぐって争いのある南シナ海の問題について、「中国は、ASEAN=東南アジア諸国連合の国々とともに、南シナ海の平和と安定を引き続き維持していきたい」と述べたということです。

これに対し、ドゥテルテ大統領は、南シナ海の問題について、「双方の共通認識に基づいて適切に対処したい」と述べた一方、「フィリピンに対する中国の経済建設や治安対策での支援に感謝する」と述べ、両首脳は、経済や治安対策などでの協力を通じて、両国が関係を強化していくことで一致しました。

中国としては、首脳会談でフィリピンとの関係強化をアピールすることで、南シナ海の問題への関与を続けるアメリカや日本をけん制する狙いもあるものとみられます。

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