元スパイ暗殺未遂事件 容疑者のロシア人 メディアで関与否定

(VOVWORLD) (NHK)- ロシアの元スパイ暗殺未遂事件で、イギリス政府が容疑者として特定したロシア人の男2人が政府系テレビ局のインタビューに答え、事件への関与を否定しました。ロシア政府としては、関与がなかったと改めて強調する狙いがあるとみられます。

イギリスでことし3月、ロシアの元スパイとその娘が意識不明の状態で見つかった暗殺未遂事件で、イギリス政府は、今月、ロシア軍の情報機関に所属するいずれもロシア国籍のアレクサンドル・ペトロフ容疑者と、ルスラン・ボシロフ容疑者を特定し、逮捕状が出されたと発表しました。

この2人がロシアの政府系テレビ局RTのインタビューに答え、その内容が13日放送されました。

このなかで2人は、イギリスの警察が公開した写真に写っているのは自分たちだとしたうえで、事件が起きた日に現場となった南部のソールズベリーを訪れていたことを認めました。

ただ、軍の情報機関には所属しておらず、ソールズベリーには観光で訪れただけだと事件への関与を否定しました。

イギリスの警察が2人を特定したことに関してプーチン大統領は、前日の12日、「彼らは一般の人たちだ。メディアで自分たちのことを話すと期待する」と述べていました。今回インタビューを行ったRTは、英語で海外向けに放送している政府系のテレビ局で、ロシア政府としては事件への関与がなかったと改めて強調する狙いがあるとみられます。


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