「冒とくなら米朝首脳会談の再考を提起」 朝鮮がけん制

(NHK) 朝鮮民主主義人民共和国外務省でアメリカを担当するチェ・ソニ外務次官は24日、談話を発表し、「アメリカがわれわれを冒とくして非道にふるまうなら、われわれは米朝首脳会談を再考するよう最高指導部に提起するだろう」として、来月予定されている米朝首脳会談を取りやめる可能性を改めて示唆し、トランプ政権を重ねてけん制する狙いがあると見られます。
「冒とくなら米朝首脳会談の再考を提起」 朝鮮がけん制 - ảnh 1   アメリカの国務長官(写真:THX/TTXVN )

朝鮮民主主義人民共和国国営の朝鮮中央通信は24日、朝鮮民主主義人民共和国外務省でアメリカを担当するチェ・ソニ外務次官の談話を伝えました。

この中で、チェ次官は、アメリカのペンス副大統領が今月21日、アメリカメディアとのインタビューで、朝鮮民主主義人民共和国に対する軍事的な選択肢を依然として排除しない姿勢を示したとして強く非難しました。そして、「われわれはアメリカに対話を哀願しない。われわれと会談するのか、それとも核対核の対決の場に臨むのかは、すべてアメリカの決心と行動にかかっている」と主張しました。

そのうえで、チェ次官は「アメリカがわれわれを冒とくして非道にふるまうなら、われわれは米朝首脳会談を再考するよう最高指導部に提起するだろう」と強調しました。

朝鮮民主主義人民共和国が来月12日に予定されている史上初の米朝首脳会談を取りやめる可能性を示唆したのは、今月16日に発表したキム・ケグァン第1外務次官の談話に続いて2度目です。

一方的な核の放棄は受け入れられないとする朝鮮民主主義人民共和国としては、非核化などをめぐる立場の隔たりが埋まらなければ会談の延期もありえるとするトランプ政権を重ねてけん制する狙いがあると見られます。

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