「北マケドニア」に国名変更 NATO・EU加盟前進へ

(VOVWORLD) - 旧ユーゴスラビアのマケドニアで、国名を「北マケドニア」に変える憲法改正案が可決されました。
「北マケドニア」に国名変更 NATO・EU加盟前進へ - ảnh 1 写真提供:AFP

 隣国ギリシャからの20年以上にわたる反発を踏まえた対応で、ギリシャの反対で進んでこなかったNATO=北大西洋条約機構とEU=ヨーロッパ連合への加盟が前進するとみられます。

マケドニアは1991年、旧ユーゴスラビアから「マケドニア共和国」として独立しましたが、隣国ギリシャはマケドニアという名称は自分たちの歴史を象徴する地名だと反発し、20年以上、対立してきました。
マケドニアがNATOとEUに加盟しようとした際にも、ギリシャはこれに反対してきたため、加盟を目指すマケドニアの首相は去年6月、対立の解消に向け国名を「北マケドニア共和国」に変えることでギリシャ側と合意しました。
これを受けて11日、議会で国名を変えるための憲法改正案の採決が行われ、120人の議員の3分の2を超える81人の賛成で可決されました。
ディミトロフ外相は「国の発展のために不可欠な決定で歴史的な瞬間だ」と述べ、ギリシャの反対で進んでこなかったNATOとEUへの加盟に向けた前進だと強調しました。
旧ユーゴスラビアの国々をめぐっては、この数年、ロシアの影響力が高まっていると指摘されていて、マケドニアのNATOやEUへの加盟が実現すれば、この地域でのヨーロッパ各国とロシアの力関係にも影響を与えるとみられています。(NHK)

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