北朝鮮 米韓と関係改善に意欲

29日朝鮮民主主義人民共和国の報道官の談話を発表し、この中でアメリカと韓国が30日までの予定で行っている合同軍事演習について、「危険千万な戦争騒ぎを演出している」と非難しました。
その一方で、談話では「われわれは、さまざまな建設的かつ果敢な平和的措置を慎重に検討している。冷戦時代の遺物である敵対的な考え方と南北の対決政策に終止符を打つ時が来た」と強調しました。

談話は、「さまざまな平和的措置」が具体的に何を指すのかは明らかにしていませんが、朝鮮民主主義人民共和国は、このところ挑発的な言動を控えています。

韓国との間では、ケソン工業団地の操業再開や南北の離散家族が3年ぶりに再会することで合意したほか、朝鮮民主主義人民共和国が拘束しているアメリカ人の釈放を巡って30日、アメリカのキング特使の訪問を受け入れるなど、相次いで柔軟姿勢を打ち出しました。朝鮮民主主義人民共和国としては、29日の談話を通じて、米韓両国との関係改善の意欲をアピールしてアメリカとの直接協議の再開に向けた環境づくりを急ぎたい思惑があるとみられます。

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