南北首脳会談「成果期待できる」 韓国議員が立命大でシンポ

(kyoto-np.co.jp)朝鮮民主主義人民共和国問題をテーマにしたシンポジウムが23日、京都市北区の立命館大で開かれました。
南北首脳会談「成果期待できる」 韓国議員が立命大でシンポ - ảnh 1          (写真:AP)

27日に予定されている南北首脳会談の意義やその後の展望について、韓国与党国会議員の洪翼杓(ホンイクピョ)氏が講演し、「これまでにない成果が期待できる」との見方を示しました。

洪氏は与党「共に民主党」所属。2007年の南北首脳会談に政策補佐官として参加した経験に触れて、「当時は、あなたたち(韓国)に提案があるなら聞いてやる、という態度だったが、今回は積極的に向こうから提案している」と姿勢の変化に言及しました。一例として、韓国芸術団の訪朝公演が早期に実現したのは「(4月1日から始まった)米韓軍事演習の前に実施することで、朝鮮民主主義人民共和国市民への良いシグナルになるのでは」という朝鮮民主主義人民共和国側からの提案だったことを明かしました。

一方、韓国側のアプローチの変化として、「07年の盧武鉉大統領は韓中関係を重視したが、今は米国との関係を重視している」と指摘しました。今回、南北会談と米朝会談が近接して行われることで「合意事項が同時的に進められ、安定的に達成される可能性が高い」との見通しを語りました。

さらに、南北会談への韓国内の見方として、非核化が進むという「楽観論」、朝鮮民主主義人民共和国の単なる時間かせぎとみる「悲観論」、複雑な要因が絡み合うため不透明だと考える「懐疑論」の三つの立場があることを紹介しました。自らは楽観論にくみするとした上で、二つの会談が実を結ぶためには「それぞれの合意に対する国際社会の支持が大切になる」と語りました。

シンポは、立命大国際地域研究所のプロジェクトの一環として開かれ、日韓の研究者や学生らが聴講しました。

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