南北首脳会談、18日から 韓国政府発表 正恩氏、非核化を強調

(VOVWORLD) - 韓国大統領府は六日、文在寅(ムンジェイン)大統領と朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による首脳会談を十八~二十日、平壌(ピョンヤン)で開くと発表しました。五日に特使として訪朝した鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長が正恩氏らと会談し、合意しました。

朝鮮の朝鮮中央通信は六日、特使団と会談した正恩氏が朝鮮半島の非核化への意志を確約したと伝えました。 両首脳の会談は四月、五月に続いて三回目となり、文氏は昨年五月の就任以来、初めての平壌訪問となります。

鄭氏を団長とする特使団は、平壌の労働党庁舎で正恩氏と会いました。鄭氏によりますと三回目の首脳会談では、四月の両首脳による板門店(パンムンジョム)宣言の履行状況などを確認し、朝鮮半島の非核化のための実践的な方策について協議することで合意しました。

正恩氏は自身の非核化の意志は明らかだと強調し、国際社会の一部でその意志に疑問が提起されていることへのもどかしさを吐露しました。トランプ米大統領に対する信頼は変わらないとして、トランプ氏の任期中に「非核化を実現できたらいい」と話したということです。ただ鄭氏は、九月下旬の国連総会での南北と米国による首脳会談は、準備の関係で実現しないとの見通しを示しました。

朝鮮の開城(ケソン)工業団地内に、南北共同連絡事務所を首脳会談前に開設することでも合意しました。事務所には南北の当局者が常駐します。韓国政府は特使団の訪朝結果を米国など関係国に説明しました。首脳会談に向け、来週初めに板門店で、南北高官による実務者協議を開くとしています。

一方、朝鮮中央通信は、正恩氏が特使団との会談で「朝鮮半島での武力衝突の危険と戦争の恐怖を完全に取り除き、核兵器も核の脅威もない平和の地にしようというのが自分たちの確固たる立場であり自身の意志だ」として、「朝鮮半島の非核化実現のため北と南がより積極的に努力していこう」と述べたと報じました。(東京新聞)

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